手の平サイズの夢

プリンターを探しにリサイクルショップに入ったら、そこでショーケースに展示されている1/43 Ferrari 288 GTO EVOLUZIONEを発見。 化粧ケースが付いていたので一瞬プロのフィニッシャーが作った一品物かとも思ったが、それにしては仕上げが荒いのと中古とはいえ値段が安いのでそうではないようだ。 よく見たら化粧ケースの内側に"Jouef evolution"と書かれている。 とゆー事で今は無きフランスはジョエフ社のミニカーである事が判明。
ジョエフ社のミニカーというとショップやオークション等ではそこそこの高値で取引されている物だ。 メーカーが既に無いのでプレミアが付いているというのもあるだろうが、一般に売られている同サイズのミニカーと比べると恐ろしく凝った作りで人気がある為というのもあるのだ。 今回の”GTOエヴォルツィオーネ”も10cmにも満たない大きさでありながら写真のように左右のドアやフロント&リアハッチが開閉可能な上、コックピットやエンジンも再現されている。 それどころかリアサスペンションに至っては可動までするのだ。
ただ、前のオーナーの扱いがあまり良くなかったようで、ボディは埃等で薄汚れている。 が、この程度ならコンパウンドで磨いてワックスをかければ問題無いと思い購入。 ワイパーも曲がっていたがこれも修正可能だろう。
そんなこんなで帰宅後「磨きましょ~♪ みっがきましょ♪ キュッ、キュッ、キュッ♪」等と怪しげな鼻歌を歌いながら先日購入したフィニッシャーズの"COMPOUND MICRO"でコンパウンドがけ。 これだとワックスも入っているので後のワックスがけを省略出来るのだ。
磨き終わった後、机の上に置いてしばし鑑賞。 実車はただでさえ生産数の少ない288GTOを改造し僅かに5台のみが造られたエヴォリューションモデル(エヴォルツィオーネ)で、F40のプロトタイプともいえる車である。 たとえ億万長者であっても手に入れるのはほとんど不可能に近いこんな車でも、ミニカーでならこうして私でも所有する事が出来るし、見ているだけで夢が膨らんでくる(妄想ともゆー(^^;;;) 至福の時であるъ( ゚ー^)
この記事へのコメント
15年程前に下町の玩具屋が閉店セールをしていて、薄汚れた箱に入った
同品を購入しました。
F40が好きで、その試作車としての貴重なモデルで、なおかつ
実車のカラーを使用しているとの説明もあり23000円でしたが、貴重!
と感じ衝動買いでした。
今頃になって、このモデルカーの素性を調べていて、このブログを
発見しましたので、コメントをいれました。
私の愛車は、息子に破壊されリアウイング、サイドミラーがもげて
いますが、時間をかけて修復方法を検討中です。
今更ながら買っていて良かった一品です。
私も宝物です。
私はこのミニカーの事は何も知らずに(車自体は知っていましたが)リサイクルショップで購入してきたんですがそんなに貴重なモデルだったんですね。 実車のカラーを使用していたなんて初めて知りました。
あさがおパパさんの所の物は破損されているとの事ですが、ご自分で修理されるとなれば、よりいっそう愛着がわくでしょうね。 これからも大切にしてあげてください。
ミニカーとしては、ボシカに憧れているのですが・・・・高価!
何時か・・・と思っていても、高級機械式腕時計が買えてしまう。
そんなジレンマで、このモデルカーに出会ってしまいました。
中国製でも、細部の作りが良いし、実車のカラーを・・・・と
説明があったので、ボシカ/10以下の価格で即買い。
修理はプロモデラーに相談したのですが、断られました。
こう言う代物の復元は、出来栄えにコダワリが有って
後でモメてしまうので、金額とかの問題ではないようです。
友人にも、ミニカーのコレクターがいても、この車両は持って
いませんし、非常に珍しいそうです。
私は、あるばさんのブログに辿り着くまで、3時間ほど検索を
繰り返しました。
苦労の甲斐が有りました。
画像を見て、感動しましたから。
有難う御座いました。
ボシカは私も憧れてます。 ミニカーの中でもボシカは別格ですものね(^^;
プロに修理を断られたとの事ですが、思い切ってご自分で修理してみては如何でしょう。 サイドミラーなら1/43のプラモデルから似た形状の物を探してきて多少加工すれば何とかなると思いますし、リアウィングもプラ板から切り出して黒く塗るか、又はカーボンパターンが印刷されたデカールを貼ればそれらしい物は出来ると思います。
自作したパーツの出来栄えに納得がいかなければ両面テープで仮止めしておいて、後程納得のいく物が出来た時に接着すれば良いだけですし。 折角の宝物ですから挑戦して見る価値はあると思いますよ(^^)