
先日静岡でついつい衝動買いしてしまった(とはいっても以前から買うつもりではあったんですが)トイカメラのHOLGA120GFN。 先週コンデジのPowerShot G10を不具合修理の為にサービスセンターに持ち込んだ時に待ち時間を利用して撮影してきました。

ブローニーフィルムは久しぶりなんでちょっと緊張。 以前会社勤めをしていた時はこのフィルムでCGを撮影して六本木の
堀内カラーに持って行き現像してもらうのも私の仕事の一つだったんですが、それ以来触ってないので実に16~7年ぶりでしょうか? そういえば撮影に使用していたコンピューターからのモニター出力を直接撮影出来る特殊なカメラ、当時からもう修理部品が無い程のポンコツだったんですがそれを騙し騙し使っていたのを思い出しました。 でもそのカメラを弄るのも楽しかったんですよね(笑)

てな感傷に浸りながらフィルムをセット。 って、あれ?何度やっても空回りするぞ? よくみたらカメラに最初からセットされていたスプールにはフィルムの端を差し込む溝はあってもフィルムの穴に引っ掛ける爪がありません(^^; 流石HOLGAだ(苦笑) てな訳でフィルムの最初の部分を注意して巻き取り裏蓋をセットして更に赤窓に”1”の表示が出るまで巻き取り・・・・・・のハズがかなり回しても”1”の表示が出て来ない。 こんなに巻き取って大丈夫なのか?と思った所で"START"の表示が出たので更に巻き取ってやっと"1"の表示が出てきました。 これで撮影準備完了。

撮影場所は仙台市中心部にある勾当台公園。 そこでふらふらしながら撮影。 しかしこのカメラってピント合わせも目測なのね(笑) 一応絞りも”晴天”用と”曇天”用の2種類あるんですが、どこのサイトを見ても殆ど違いは無いので気にする必要は無いとの事(笑) 一部のサイトではピントすら変わらないから気にしなくて良いなんて書いてる所もあるからねぇ(苦笑)

で、先週水曜日に現像に出したんですが今日やっと上がってきました。 初めてのHOLGAでの写真って事でワクワクしながら見るとバルブで撮影したコマが真っ白になっている他は割とまともに写って・・・・・・ません(苦笑) 案の定最後のコマの右端が光漏れで白くなってます(笑) でもこういうのも許せちゃうのがHOLGAなんだよね。 国産カメラでこんな事になったら大騒ぎする人が続出するだろうけどw

しかしこうして出来上がって来た写真を見ると被写界深度が狭いのかピントが合っている所だけが浮き上がってみえますね。 ちょっとHDRっぽいかな? 光量不足で四隅が黒くなるトンネル効果はHOLGAの特徴の一つでもあるんで気にしてはいけません(笑)

やっぱり楽しいわ、このカメラ(笑)

この記事へのコメント
カメラは良くわかりませんが
凄く楽しいのは分かりました(笑)
高性能機に憧れる反面、チープでシンプルなモノにも惹かれのは不思議。
バイクとかクルマも一緒ですね(笑)
おはようございます。
そう言われるとバイクやクルマでも似たような現象(笑)がありますね。
ちなみにこのカメラ、別売りですが裏蓋を交換すると普通の35mmフィルムやポラロイドフィルムも使えたりするんでまだまだ楽しめそうです。
どうしたら、そんなに大らかな人柄になれるのか。。。
なんか一生かなわない気がするよ。
こういうカメラだって分かってて買ってるからね。 基本的にこのダメさ加減を楽しむカメラだし(笑) 他の人から見たらゴミみたいな写真しか撮れなくてもプロじゃないんだから撮ってる本人が楽しければそれでいいんだし、そういう楽しみ方もあるっていう事で。
珠にはカメラを自分に合わせるんじゃなくて自分がカメラに合わせてみるっていうのも面白いですよ。 難しい事なんか考えないで撮る事自体を楽しめればどんなカメラだろうと関係無いし。